FIGU山梨研究会では「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤーによる人口過剰に関する冊子を配布活動の一環として山梨県環境保全の非営利活動法人宛に「人口過剰シリーズ2」の配付を7月10日に141通発送した。
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11月27日に同じく「人口過剰シリーズ2」の配付活動として、山梨県会議員37名と各山梨県内自治体議員宛に363通を発送した。
議員の皆様へ
2023年11月25日
はじめに
山梨県では「やまなし人口減少危機対策」の取り組みが開始されました。
しかし何を基準に人口減少を「危機」としているのでしょうか?
戦中戦後、大日本帝国政府の政策により「産めよ殖せよ」結婚十訓によって人口が増え続け、人口飽和状態へとつながっていきました。
しかし、1990年からバブルの崩壊が始まったように、人口増加も景気の低迷とともに2000年から減少に転じました。つまり景気も人口も右肩上がりには限界があるのです。
さて、2022年度の山梨県の人口は約80万人です。「人口」を考えるとき、山梨県の自然環境なども考慮に入れながら、妥当な人口数を考えていかなければなりません。
一方、国連では2058年には世界の人口が100億に達すると推計し、急激な人口増加が社会経済発展の負担になっていると各国に警鐘を鳴らしています。
世界の急激な人口過剰が経済だけではなく地球全体に壊滅的な温暖化や環境破壊をもたらしているとスイスFIGU(フイグ)の「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏は、人口過剰への警告を長年、世界に向けて発信してきました。FIGUによれば、2021年度末に於いて世界人口は92億に達したと報告しています。
「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏が、生命と自然の法則から導き出した値によると、肥沃な土地1k㎡当たり12人であれば人間と必要な食糧と家畜を申し分なく養うことができるとしています。
山梨県に当てはめて考えるならば、2022年度の人口密度は1k㎡当たり179人となっており。
179÷12=約15 なので、山梨県は自然環境との適正な人口数の約15倍の人口密度ということになり、はるかに過剰であり劣悪な状態であるということがわかります。
この過密状態こそが生活環境の悪化と景気の低迷と生活苦を招き自殺(令和3年128人)や結婚できない、希望がもてない、子供を産めないなどで少子化へと向かう要因になっているのです。このことは、山梨県だけではなく、日本全体に当てはまることなのです。
お送り致しました資料にて世界の人口過剰による弊害の状況をご確認いただければ幸いです。
FIGU山梨研究会 山野井 英俊
400-0514山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4
TEL/FAX 0556-22-8656 http://yamanashi.jp.figu.org
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