正しい平和のシンボルマークのお知らせと誤ったピースマーク使用停止のおすすめ

平和運動をしている皆様に次のことをお伝えしたいと存じます。
現在、よく世の中で使用されている平和のシンボル(図1)は、円の中に木を逆さまに配置したデザインです。その起源は、イギリスの平和団体の核軍縮キャンペーン(CND)のためにイギリス人アーティストのジェラード・ホルトム(Gerald Holtom) が1958年にNuclear Disarmament(核軍縮)の頭文字「N」と「D」を手旗信号で(「N」の両腕を斜め45°で下ろした形と「D」の右手を真上に左手を真下にした形を合体させ、これを円で囲んで)表したものをデザインしたものとされています。1960年代末に、アメリカのヒッピー運動やベトナム反戦運動と共に平和・反戦の象徴として世界中に広まりました。
しかし、この平和のシンボルは、死を表す文字の形が誤ってデザインされたもので、人々の心と世界の動きに極めて否定的な影響を与えています。
これは、死を表す古代ゲルマン人の文字(ルーン文字)そのものであり、また、古代ローマの皇帝ネロがキリスト教の祖とされるぺテロを処刑した逆さ十字架と同じ形をしています。古代ローマ人には、古代ゲルマン人の死の文字の意味は知られていました(図2)。

図1      
これは、木が下向きになっているため、生命の木のエネルギーの泉が土に吸い込まれることを意味しています。すなわち死です。
そのことによって、平和の代りに、非平和、争い、ケンカ、不寛容、殺人、大量殺戮、そして戦争を意味し、その否定的な感覚を人々の心に植え付けます。
これを使用し続けると、全ての善なる肯定的なものを破壊し、攻撃性、不寛容、偏見による圧迫、邪悪、否定的なもの、そして破壊、そしてすべての荒廃を強め刺激します。それが素早く大衆へ広がって行きます。世界の平和を唱えるデモ行進が時として、絶望や狂気から暴力的なものに変容する一因になっているかもしれません。
また、ジェラード・ホルトムはNとDで核兵器反対のために考案しましたが、この逆さの形は、その意味すら反転させます。Nは核兵器の拡張を、Dは軍備拡張の意味に変換されます。そして、真逆の効果を社会に与えることになります。
本当の平和のシンボルは天にのびる生命の木を中心にしており、今の平和のシンボルとは反対です。これは、人々の心に平和で肯定的なイメージを与え、周囲の人々に平和を感化する実効的なシンボルです(図3)。

図3 その中心で平和と生命の木が平和と生命の四角い土台の上に、光を求めて上の方を向いています。その四角い土台は全てを共に支えることを意味しています。生命の木の上にあるハスの花は、7つの意識形態を、左右の羽は生命エネルギー(Geist)の振動を、両側の車輪は宇宙と創造との結合を表しています。そして生命の木から、命の泉が湧き出しています。
このシンボルは、進歩的な発展、平和、調和、バランス、寛容、平等など、善良で肯定的な価値に進む、創造的な活動努力を示しています。これは進歩的に平和を豊かに実らせることを意味し、実際、人々にそして世界に平和を育むでしょう。
今後、平和運動が本当に効果を表す為に、正しい平和のシンボルを使用されますようお勧めします。
また、現在世界に広まっている誤ったピースマーク、すなわち生命の木を逆さにした死のシンボルを決して使用しないようお願いいたします。

なお、平和のシンボルマークの普及にご協力いただける場合はフィグ・ランディスグルッペ・ヤーパンjp.figu.orgよりご購入いただけます。

平和のシンボルステッカー120㎜×120㎜ 350円

平和のシンボルステッカー250㎜×250㎜ 700円

 

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